従来の検証は方法論が確立されておらず、現場OJT延長線上での各担当者の経験(暗黙知)に頼っていました。そのため属人化が進んだり、担当者によって品質にばらつきがあったりといった問題が発生しています。こうしたことを防ぐには基本的な知識を身に付け蓄積された知見から学び、基礎を固める必要があります。
ヴェスの育成プログラムでは、ソフトウェアの知識をまとめた「SQuBOK」、検証技術の実務力を問う「IVEC」を通じて基礎的な力をつけるとともに、体系化したヴェスのノウハウも身に付けます。検証スキルを上げるには基本知識が必要ですが、システムの開発手法や採用した技術、内容によって柔軟に検証をしていく対応力が求められます。ヴェスの育成プログラムでは、膨大な検証実績に基づき体系化したノウハウを学ぶことで応用力を身に付けることができます。
SQuBOK
SQuBOK(スクボック:ソフトウェア品質知識体系ガイド)は、ソフトウェアの開発現場で蓄積されてきたソフトウェアの品質に関する知識を体系化したものです。ソフトウェアのライフサイクルの変化や利用環境、果たす役割の変化を踏まえて、内容の見直しと拡充が随時行われています。SQuBOKを学ぶことにより、ソフトウェア品質に関わる知識の全体像を理解できます。
JSTQB認定テスト
JSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board)が行う認定テストです。ソフトウェアテストの技術についての基礎知識からテスト計画の立案、テストケースの作成、テスト工程のマネジメントなど幅広い知識を体系的に学ぶことができます。JSTQBは、世界各国のテスト技術者認定組織が参加するISTQBに加盟する組織であるため、このテスト技術者資格は海外でも有効です。
IVEC
(認定試験)
IVEC(IT検証技術者認定試験)は、一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)が認定する検証エンジニアの資格試験です。実務に特化しキャリアレベルを設定して試験を運営しています。IVIAでは企業に在籍するIVEC認定者の人数とレベルに応じて、企業として検証体制、検証スキルを有することを公表するIVEC認定パートナー制度を設けています。ヴェスはこの制度において最高位のプラチナパートナーに認定されています。
VESのノウハウ
あらゆる企業がデジタル化する現在において、検証を行う分野は幅広く企業によって開発環境も異なります。そのため組込領域やエンタープライズ領域といったドメインに依存しないIVECの汎用的な実務技術では対応できない場合も少なくありません。検証エンジニアに求められているのは、どんな検証にも対応可能な応用力だからです。
知識だけなら誰でも身に付けられますが、実務力は実際に実証業務の経験を積み重ねる以外では「効果的な訓練」でしか身に付けることができません。ヴェスでは過去の膨大な検証実績から試行錯誤の末にさまざまな検証パターンを体系化し、自ら手を動かして考える実習プログラムを開発しました。実務でしか得られない知見を教育プログラムにフィードバックすることで、検証エンジニアは高度な実務スキルを効率よく身に付けています。