社員を知る

企業説明会で「第三者検証」という仕事に出会う。

以前プログラミングの専門学校に通っていたのですが、そこで開催された企業説明会で「第三者検証」という仕事があることを知りました。当時、プログラマーに対する思いが薄れていたこともあり、ヴェスの説明を聞いて興味が芽生えました。「ITの品質を支える仕事」。そんな説明に大きく心を動かされたのです。その後、友人が組んだプログラムの誤りを指摘した際に喜ばれ、それが楽しく感じるようになりました。検証という仕事の意義や楽しさをあらかじめイメージすることができたと言えます。
2018年に入社し、まず担当した業務はテスト実行です。テスト設計者が作成した検証のプログラムを実行して不具合を開発者に指摘し、修正して戻ってきたものをまた検証するというのが業務フローです。不具合を見つけるとそれを文章でわかりやすく開発者に伝える必要があるのですが、最初は大変でした。適切な言葉の選択、短くまとめる構成力、わかりやすく伝える表現力など、学ぶべきことは山ほどあります。日々の業務を積み重ねていくことで少しずつ文章力を身に付けていきました。

検証した製品を多くの人が楽しんでいる。それが大きな喜び。

リリース前の製品にいち早くふれられることが大きな喜びです。自分が行った検証が製品の品質向上に貢献し、リリース後にたくさんの人が楽しんでいるのをSNSで目にすると、満足感がこみ上げてきます。その反面、検証は製品の品質に直接関わる重要な仕事ですので、不具合を見逃すことがないよう細心の注意を払っています。万が一私たちが不具合を見逃し、そのまま製品が市場に出回ると大変なことになりますから、責任は重大です。その重さが大きなやりがいにつながっています。
キャリアプランのプロセスが明確に可視化されているのもやりがいの源泉と言えます。現在、私はテストを実行するアシスタントオペレーターから、サブリーダーとしてテスト実行の管理を行うシニアテストオペレーターにステップアップしています。これまでは自分の業務のことだけを考えればよかったのですが、今は業務の進捗や割り振り、メンバーの体調など、チーム全体に気を配る必要があります。責任が増した分、やりがいもより大きくなりました。
後輩社員に接する際に気をつけているのは、どんなことでも一旦は受け止めること。最初から否定していては、相手の心を開くことはできません。一旦は受け止めて、相手の立場や状況を考慮してアドバイスするように心がけています。また、教えることによって、自分の成長にもつながることを実感しています。

新入社員の不安を払拭するチューター制度や助け合いの風土。

新卒で入社した社員にとってとても心強いのがチューター制度です。世代の近い先輩社員とペアを組み、マンツーマンで様々な相談・指導を行います。私も1年目は先輩に手取り足取り業務やキャリアプランについて教えていただき、新人時代にありがちな不安を払拭することができました。また、2年目には教える立場のメンターとして新入社員を指導、3年目にも一人担当しました。先輩といっても1、2年の差で、自分もついこの間まで新入社員だったわけですからみんなの不安もよくわかります。業務のことや現場での人間関係の悩みなど、自分自身が経験してきたことをベースに、生きたアドバイスを心がけています。コミュニケーションツールを駆使して様々な相談に応じる中で後輩社員が元気を取り戻した時は、自分のことのようにうれしい気持ちになります。
チューター制度だけでなく、社内には積極的にコミュニケーションを図り、適切なアドバイスを与え合う雰囲気に満ちています。助け合いの風土こそ、ヴェスのカルチャーと言えます。たくさんの仲間の支えで、テスト実行管理の仕事も順調にマスターしています。次の目標は、テストケースの詳細設計を担うミドルテストデザイナー。設計書を作成するための知識がまだまだ必要なので勉強中です。そして、最終的に見据えているのがテスト検証のトップレベルである上級コンサルタント。高い目標が日々の原動力となっています。

The flow of the day

一日の流れ:ショッピングサイト検証 [チーム4名、役割メンバーのケース]

9:00 出社
出社後メールチェックを行い、その後チームミーティングで本日実施のテスト項目と、
注意点をシェア。
市場に出る前のアプリも多いので、セキュリティもしっかりと確認。

9:30 検証作業
担当する課金サイトの、テスト実行作業を行いつつ、後輩やチームメンバの質問に対応する。
アプリの処理待ち時間などは、雑談など。

12:00 ランチ
今日はチームのメンバーと、近くのレストランでランチ

13:00 検証作業
テスト実行作業を再開

15:00 エラー(不具合)を発見
怪しいシステムのエラーの現象を発見。本当に不具合なのか、どのような手順で発生しているかを調査。その結果、大きな不具合であることが判明

15:30 お客様に関連情報を整理して報告
お客様から問い合わせがあったため、お客様の目の前で不具合を再現して説明を行う

16:00 検証作業
テスト設計についてチャレンジ。先輩の指導を受けながらテスト設計のやり方を学ぶ

17:30 業務チェックと報告
リーダーに、その日の自分の進捗と仕事上の課題について報告。
困っていることについてのアドバイスをもらう。翌日の行動計画を立てる。

18:00 退社

  • 株式会社ヴェス
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